散策会

(118) 野田稲門会さんと共に 国会を見学

今回の国会参観は『野田稲門会散策の会』さんによる企画であり、衆院千葉7区選出の齋藤健議員の応援を頂き実現しました。流山稲門会にもお誘いを頂き特別枠で4名(鈴木さん、秋田谷さん、佐藤さん、笠井)が参加させてもらいたしました。

11月6日(木)に総勢19名が国会議事前駅10時に集合し見学スタート、国会議事堂(昭和11年完成)をバックに記念撮影をしました。先ずは写真後方にある中央棟の中央広間を見学しました、

中央広間の四隅には日本の四季(吉野の千本桜、夏の十和田湖、奥日光の紅葉、日本アルプスの冬景色)をイメージした壁画がありました。

見上げると2階から6階までの吹き抜けで高さ32メートもあります、天井のステンドグラスに照明がはいればさぞ美しい事でしょう。さらにその上(ピラミッド形状部7~9階)は進駐軍がダンスパーティーを開いたと噂のある広いフロアがあるそうでそこから又螺旋階段で最上階までいけるそうですが、実際にそこまで登った人は数少ないそうです。以前テレビでダンス会場の写真を見た事がありましたが、ただのがらんとしたスペースのだった記憶があります。

国会正面から見て右側にある参議院側通路の入口左側に板垣退助の銅像がありますが右側は台座のみです。それから照明をよく見ると全て上に向けて取り付けてありますがこれは陛下のご臨席をいたただいた際、陛下が中央広間を通り(当日は赤絨毯を敷きます)中央階段を登られ御休所に入られますが、先導役の参議院議長が陛下の影を踏まぬように考えられたそうです。

同じく大広間の左側にある衆議院側通路の入口左側には伊藤博文、右側に早稲田大学を創立した我らが大隈重信の銅像があります。

国会中央大広間には大隈公をはじめ日本の憲政に貢献した3人の政治家の銅像がありますが四つ目の台座は空席です。これには、4人目が決まらなかったとか、皇居にお尻を向けるのは失礼とか諸説ありますが、政治には完成がない未完の象徴との説が強いそうです。

国会開会の際には天皇陛下のご臨席を仰ぎ、陛下は中央広間から中央階段を登られまず御休所(写真は国会HPから転載)に入られしかる後に参議院の議場で開会宣言をされます。

中央広間から移動し衆議院へ、昨日まで衆議院で代表質問と答弁が行われていましたが今日は議場を傍聴席から見学することが出来ました。

今回の衆議院見学では衆議院議員会館内会議室でゆったりと昼食の「黒毛和牛重」を頂きました。「黒毛和牛重」は国会裏の吉野家永田町1丁目店で調理しており国会内でだけ食べる事が出来る高級牛丼と話題になりました。

齋藤健議員には明日7日9時からの衆院予算委員会質問の事前準備で多忙な折、会議室までお越しいただきましたので記念撮影です。

午後は参議院を傍聴出来ましたが、高市総理や参政党の神谷代表の顔は遠くに見え豆粒ぐらいでした。(傍聴席から議場の写真撮影は禁止なんで参議院のHPにある議場の写真を転載しました)なお帰宅してから夕方のテレビニュース番組でおなじ場面をズームでみることができました。

当日は現地解散となりました。齋藤健議員の秘書で案内をしてくれた安藤さん、野田稲門会の福島さん、ご両名とも本日は本当にありがとうございました。

笠井敏晴 (流山稲門会 散策会世話役 1972年卒)

追記:7日の齋藤健議員の質問をみましたが、落語で言いう「まくら」に総理就任祝いをもってきてから手抜きの言葉で本題に入り失われた30年対策、半導体産業、コンテンツ、書店、最後にはクマ対策と川の流れのように質問がよどみなく流れていったのはさすがベテラン議員で小三治の落語のように体に染み込んでいきました。