早稲田大学法学部を2006年卒業、4区の尾崎えり子と申します。総会では子どもと一緒に参加し、娘と一緒に自己紹介をさせていただきました。 私は卒業後、経営コンサルティング会社に入社し、毎日終電まで働くというハードな毎日を過ごしておりました。結婚を機に、家族との時間もとれるような働き方がしたいと転職をしました。そこで子会社を立ち上げ、子供向けの事業の商品開発を行いました。第一子を出産後、復帰して、子会社の代表に就任いたしました。とてもやりがいがあり、楽しかったですが、子育てと仕事の両立が難しく、第二子の出産を機に会社を辞め、流山で起業をしました。
自分自身が子育てと仕事の両立で非常に苦しんだため、「ママの就労支援」をベースに事業を展開しました。流山市の子ども子育て審議委員になり、待機児童問題の現状を知り、都内に働きに行くママのために民間学童を作ったり、私と同じように地元で創業したいママのために流山市主催のママ向け創業スクールの講師を務めたりと活動してきました。 また、都内で仕事をしているときは忙しくて、地域のことは何も知りませんでしたが、地元で働き始め、地域コミュニティとつながり、子育ても仕事もたくさんシニアの方々にご協力をいただき、非常に心を救われる経験をしました。 2年間、仕事の軸を流山にうつし、様々なママたちとプロジェクトを行って「ママは地元で働く(職住近接)がベストだ」「地域コミュニティをしっかり作れていれば、両立も楽になる」という2点を強く実感しました。 そこで今回、上記を実現するため南流山駅徒歩3分の場所にママのためのワークスペースを作ることにしました。
都内企業を誘致し、流山のママを雇用してもらい、ワークスペース「Trist」で働いてもらいます。ここでは様々な都内企業に雇用されたママさんたちが集まります。「キャリアアップ」と「地域コミュニティ」の双方を実現できる場所です。 働くママさんだけでコミュニティを作っても意味がないので、地域のシニアの方や学生たちとも繋がれる仕組みを作っていきます。 流山市とも連携し、流山市の創業支援事業、流山市のシティセールスの一環として応援をしてもらっています。立ち上げにかかる費用は私の会社の資金すべてと、不足分は銀行からの借り入れをしてかき集めるつもりではありますが、「女性活躍」「M字カーブ解消」は社会全体の問題でもあるので、関心のある方にご支援をいただきたく『クラウドファンディング』という仕組みを活用して、ネット上で寄付を集めております。
ホームページ(https://camp-fire.jp/projects/view/5813)に事業の概要と寄付のお願いを載せております。是非関心を持っていただけますと幸いです。もし、ご支援をいただけるお気持ちがありながら、ネットの仕組みが煩雑とお感じの方がいらっしゃいましたら、流山稲門会事務局までご連絡をいただければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。