代議員会参加の笠井さんからレガッタ開催のポスターを渡され、私も以前から温めていた事でもあり早速皆さんに声をかけ、スポーツ観戦同好会初のレガッタ観戦となった。
当日は花散らしの雨も上がり、快晴の空に東京スカイツリーが眩しく見えた。まず驚いたのは両校応援指導部の熱気である。台東区側の川岸で通路を挟み左右分かれての応援合戦であるからものすごい熱気。
野球やラグビーと違い、レガッタは試合のインターバルが多いのでその間は必然的に応援が主役である。ゴール地点の桜橋の上は観客でびっしりであり、意外と見やすいのは反対側(墨田区側)の川岸である。両校OBのブレザー姿も花を添え、観客席もあり見るならこちら側である。
対抗エイトは両国橋をスタートし桜橋をゴールとする3000メールのレースで、先ず慶応が先行し蔵前橋を通過、駒形橋付近で早稲田が差を詰めるがその差はなかなか詰まらず言問橋を通過した。最後は両校応援団席前を声援を受けながら通過しゴール。終わってみれば4挺身差で3シーズンぶりに慶応の勝利となってしまったのは残念であった。
今回良かったのは同好会以外の方にも参加していただき合計10名にもなった事である。来年は名残りの桜を楽しみ、対抗エイトを観て、その後浅草の美味いものを楽しむといった流山稲門会会員全体で参加できるような企画にしてみたい。
笠井さんナイスな写真を有難うございました。
柴田 泰雄(73年 商 東深井) ※会報20号より転載