11月9日(日)午後2時、川間駅に集合。18名の参加。
出発直前に、あいにくの雨となる。駅前よりバスに乗り、約30分程で関宿はやま工業団地に着き、下車。味の素の工場を横目で見ながら、一般道を歩いて、土手に出る。
今日のメインコースである。雨もやみ、歩きやすくなるが、うすら寒い。歩くと間もなく、右手に関宿城が見える。まだ、はるか先という感じである。土手の左は河原になっていて、川の流れは見えない。ゆっくりとした流れを見られると思っていたが、ちょっと当て外れ。だが、広々とした草の緑や茶色くなった葦が生い茂り、のんびりとした良いながめであった。
曇っていたので、遠望は今一つで、期待していた富士山、赤城山、筑波山の偉容を見ることができず、心残りであった。晴れた日にまた訪れて、ぜひ見たいものと思いながら歩を進める。右手前方の関宿城も思いの外早く、はっきりしてきて、約1時間歩いたところで、橋がかかっているところへ到着する。関宿城のすぐそばである。
目の前に関宿城博物館があり、入館した。関宿の川や城にまつわる展示などを見学。4階の天守閣に上ると周り一面田園風景が広がっていた。お城のあった頃には、城下の街並みを見る事ができたであろう。世の移り変わりを感じざるを得なかった。40分ばかり見学して、帰路のバスに乗車、川間駅で下車し、駅前の居酒屋で恒例の懇親会。初参加の小島さんから始まって、各会員の近況報告などで盛り上がり、楽しいひとときを過ごした。
企画していただいた漆野さんはじめ、参加されたみなさんありごとうございました。
森 光孝 (1963年 法学部卒)