流山稲門会は2002年7月に設立され20周年を迎えました、人間ならば成人式をむかえた事になります。祝賀行事はもっと早く行う予定でしたがコロナ禍でのびのびになり、ようやくこの日2022年10月30日に20周年の祝賀式典をおおたかの森で迎える事が出来ました。
祝賀の内容は三部作になっており早稲田大学のジャスバンド「ハイソサエティ・オーケストラ」が流山市内の中学生に演奏指導をするワークショップ、その後はハイソによるスターツおおたかの森ホールでの市民公開演奏会、そして三部はホテルルミエールグランデ流山おおたかの森での記念式典・懇親会になります。
朝9時に集合して朝礼、ワークショップ、コンサート、懇親会のスケジュールにについて最終確認を行いました。
当会は「地域社会にコミットする」事をスローガンとして掲げており、流山市への教育貢献コミットとして将来の名プレーヤーである流山市立校の中学生(教育委員会の協力により3校の吹奏楽部から16名が参加)に本物の指導者(ハイソ側9名)から演奏指導を受けてもらう貴重な体験をしてもらうことを企画しました。予め曲『茶色の小瓶』を決めておき各自に練習してきてもらいました。30日午前中から各パート(トランペット、サックス、トロンボーン)にわかれてホールのリハーサル室などで指導が始まりました。
最初は中学生も緊張していましたが、段々と緊張もほぐれてきてハイソの指導にも熱がはいります。練習してきた譜面を中心にして合同演奏の前の練習を行いジャズのリズム感、演奏スピードなどの確認を行いました。
最後は16名全員でホールのステージに上がり茶色の小瓶を演奏(リズムのベース、ドラムは勿論ハイソが担当)しました、中学生も感激の面持ちで将来ますます腕を上げていくことしょう。数年後には早稲田大学に入学しハイソに入部してくれたら嬉しい限りです。
写真をよく見るとなんと中学生がソロのパートを担当してます。ハイソが粋なを演出してくれました、いい記念になるでしょう。
合同演奏が終了して中学生もほっと一息、汗を拭って記念撮影をしました。
さて二部です。午後からは市民を対象にしたハイソの演奏会です(勿論練習に参加した中学生も鑑賞)、ジャズのビックバンドが割安な料金で聴けるとあって前売り券は即完売でした。午後1時前には検温後に入場開始、スターツおおたかの森ホールは市民で満席(ハイソのコンサートはクラシック音楽公演扱いで国のガイドライン上満席が可)になりザワメキが聞えてきます。
コンサートの前に流山稲門会の渡辺役員より流山稲門会設立20周年を記念してコンサートを開催し、流山の中学生を対象にワークショップを実施、さらに市内中学校の吹奏楽部部員を招待している事を説明しました。
定刻の午後1:30に幕が上がり1曲目はグレンミラーでヒットしたおなじみIn The Moodでスタート、その後休憩をはさんで全11曲を楽しみました。
中学生の席は最前列から4列を確保して着席してもらいました、皆さんテクニックのすごさに驚き、あまりの迫力と音量にフリーズの状況でした。
スペシャルゲストとしてジャスボーカルの山口葵(ハイソOG)さんが登場しハイソとジョイントし歌ってくれました、本当に盛り上がりました。
ハイソの分厚いハーモニーと正確なリズムそして歌声はさすが生ではならではの迫力です。市民の皆さんも大満足でした。
午後3時過ぎに終演、第三部は隣のホテルで懇親会です、次の記事を続けてお読み下さい。
2022.10.30 笠井敏晴 (1972年卒 写真班)