① 開催日時 令和2年2.22(土)10:00~12:00
② 開催場所 生涯学習センター C―204会議室
③ 参加者 宮内・小西・漆野・朝倉・青木・森川・菅原・松井の8名
投句は10名
④ 兼 題 兼題「春浅し」一切
⑤ 選 句 3点句(7),2点句(7)、1点句(5)を選句した。
(3点句)
連れ合いの叱咤に辟易春浅し・・・・・悠閑亭徹心
リハビリの老人見つめる冬木立・・・・漆野 達磨
おんぶ紐母子二人の春を待つ・・・・・漆野 達磨
花の絵を描きて待てど春浅し・・・・・・青木 艸寛
梅東風や犇めく絵馬に風均し・・・・・菅原 互酬
退院の報せが三つ春隣り・・・・・・・鷹 嘴
(2点句)
リハビリの窓越しに富士浅き春・・・・・・・・・・小西 小牧
いずこより尺八の音春立ちぬ・・・・・・・・・・・小西 小牧
流されし終の棲家や春浅し・・・・・・・・・・・・漆野 達磨
春浅し回廊の北急ぎ足・・・・・・・・・・・・・・武 美
鬼打ちし豆に朝陽のきらり差す・・・・・・・・・・武 美
しずり雪跳ねて踊って舞い降りて・・・・・・・・・菅原 互酬
黄帽子の園児の列や春さがし・・・・・・・・・・・鷹 嘴
(1点句)
斑雪(はだらゆき)怪訝に見上ぐる野良の猫・・・・悠閑亭徹心
着るものに迷い迷いて春浅し・・・・・・・・・・・悠閑亭徹心
草木瓜や莟犇めき咲き出でぬ・・・・・・夢 心
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梅のごと古代倭は蕾むなり・・・・・・・・・・・・待糸 史敝
春浅し薄陽の中の筑波富士・・・・・・・・・・・・待糸 史敝
(投 句)
ひそやかに赤鬼を待つ節分夜・・・・・・・・・・・小西 小牧
春浅し山の上なり安楽寺・・・・・・・・・・・・・鴇 香子
恋猫のひたすら鳴けり追いかけり・・・・・・・・・鴇 香子
薄氷コートの襟立て急ぎ足・・・・・・・・・・・・鴇 香子
春便り十六枚も愛満ちて・・・・・・・・・・・・・青木 艸寛
陽は強し土手を散歩し春探す・・・・・・・・・・・青木 艸寛
一茎の水仙みなに表顔・・・・・・・・・・・・・・武 美
風緩み日差し温とし春浅し・・・・・・・・・・・・夢 心
春寒しそっとお腹に白湯入れて・・・・・・・・・・菅原 互酬
春浅しムクドリ集む青菜かな・・・・・・・・・・・鷹 嘴
春浅く五輪へダッシュ湖南駆け・・・・・・・・・・待糸 史敝 敝
⑥ 句会後記(小西 小牧)
この後、新年会があり楽しいひとときを過ごしました。漆野さん、青木さん、お世話になりました。有難うございました。
(以 上)