湯楽会

奥久慈の名勝と温泉を巡る旅

今回の「湯楽会」は奥久慈の名勝と温泉を巡る旅です。「募集と違うじゃないか!」という方もいるかと思いますが参加者が三人だったため相談の結果奥久慈行きに変更することになりました。「奥久慈なら参加したのに・・・」という方がいましたらお詫び致します。申し訳ありませんでした。
生憎の雨模様でしたが流山を自家用車で出発です。行動予定との兼ね合いから9時30分とやや遅めの出発です。常磐道日立南インターチェンジで一般道に降りて最初の立ち寄りは日立南ドライブインです。ここで休憩と早めの昼食です。

※ 三人とも限定「メバチマグロ中トロ丼」これで900円は安い
お腹が膨れたところで「湯楽会」本番です。天気予報が翌日は晴れなので本日は雨の影響を受けない施設を中心に回ることにしました。
先ずは温泉、「袋田温泉関所の湯」に向かいます。到着すると???なんと老人ホームです。帰流山後調べてみると3年前に温泉は閉鎖されていました。そこで「月居温泉 滝見の湯 白木荘」に改めて向かいます。近場に温泉が沢山有るので助かります。
ここは月居山上部150mの源泉からお湯を引いています。内湯、露天風呂友に岩風呂風でとても趣が有ります。アルカリ性単純温泉で肌がヌルヌル、柔らかい感じのお湯です。
※ 面倒見の良いフロント係の方に頼んでパチリ
続いては雨の影響を受けない酒蔵見学、と珂北酒造へ行ったところしまっているではないですか。「定休日」だと決めて翌日再訪することにし、ホテルに向かうことにします。その前に部屋での懇親会に備えて各自が必要な飲み物とつまみを用意することにします。ここで又々難題が。スーパーもコンビニもなかなか見つかりません。奥まったところの温泉に行く際は事前の準備が欠かせないことを痛感します。なんとか手に入れたところで「ホテル奥久慈館」に到着です。
※ 平日割引と誕生日(月)割引を利用してお得に宿泊
部屋は窓が大きく山の緑がよく見え景色が素晴らしく気持ちの良い部屋です。早めの到着なので先ずは入浴。一杯の前に入浴した方が健康的ですね。
初日は男湯は地下1階が大浴場と岩風呂になっています。ここはナトリウム硫酸塩 塩化物泉でやはり柔らかいお湯ですが月居温泉のようなヌルヌル感は有りませんが湯温もちょうど良く長く入っていることが出来ます。上がってみると温まるお湯でいつまでたっても汗が引きません。夕食を待てずにビールの販売機に直行しました。夕食はバイキング、アルコールを含む飲み物も飲み放題です。少し安く泊れたので地元名物のシャモ鍋を一つ追加注文、一つを三人でシェアすることにしました。
※ 夕食です
食事の後はお湯は済ませてあるので部屋で懇親会。ここで各自の性格?がよく分かります。飲み物は各自が好きなものを必要なだけ用意したはずですが、一名はピタリ。一名は余裕を持って購入。もう一名は・・・飲み放題で飲んで自分の分も飲んで足りず余裕ある人におねだりして追加で一杯。誰が誰とは言いません。
翌朝はもちろん早朝から一風呂。日付が変わって今日の男湯は1階の大浴場と露天風呂です。お湯は変わりませんがお風呂の雰囲気は三人共に1階の方が良いと一致しました。朝食もバイキング。各自好きなものを好きなだけ。満腹です。
今日は朝から日差しが有ります。屋外回りも全く問題ありません。奥久慈大子と言えばやはり袋田の滝、無料の町営駐車場から約1kmをゆっくり散歩です。途中楓の並木が続き紅葉シーズンに再訪したいと思いました。長いトンネルを抜けて観瀑です。ここでトンネル使用料が7月1日より値上げになると張り紙が、微妙に良い時期に来たようです。袋田の滝は氷結した真冬の滝が有名ですが雨の翌日、水量の多い滝も迫力満点です。滝を満喫し帰りは吊橋を渡って帰ろうとすると松岡さんから一言「エレベーター乗らないの?」エレベーターは帰りではなく「観瀑台」に行くためだったのです。観瀑台に上がると滝の下部まで見下ろすことが出来迫力満点。松岡さん有難うございます。
※ 迫力満点の瀑
続いては昨日空振りに終わった酒造見学です。さあ、今日は「珂北酒造」開いているでしょうか。
良かった!開いていました。日本酒の説明と、運転手以外は試飲です。必要な人は購入です。

※ おちょこの人は試飲、瓶を持つ人は運転手
大子町の締めは温泉と昼食。「道の駅 奥久慈だいご」は2階が温泉になっていて1階にはレストランとお土産、便利な施設です。今回の締めの入浴と早めの昼食をとります。夕・朝食とバイキングで好きなだけ食べたので三人共に麺類の昼食です。
※ 便利な施設です
今回の「湯楽会」の締めは帰路にある「竜神大吊橋」。竜神ダムの湖面から100mにかけられた全長375mの吊橋です。橋の途中には透明な部分が有、高さを感じることが出来ます。橋の中程ではバンジージャンプ。なんと途切れることなくジャンプに挑む人が。もちろん私達は・・飛びません。
竜神大吊橋にて今回の「湯楽会」は終了です。一路流山に向かいます。
※ 湖面から100mの大吊橋
1979年 社会科学部 山本昌玄