今回の散策会は 3度目の正直、過去に2回流れている散策先です。前日夜の雨の強さから 翌日の天気を予想するのが難しい、快晴! 暖かい陽射し、散策日として最高の日。今季の桜花の晴天下の見納めとか云われた一日。総勢6名(秋田谷 勇さん・榎本 右さん・近藤 郁雄さん・菅原 美代子さん・山本 正紀さん・鈴木)、少し寂しい。
それでも、午前10:40にJR柏駅中央改札口内で集合、予定者全員が早く集まり、10:32発の上野行きに乗車(予定は10:52発)。K氏が大宮で合流ということもあり、上野で少し待って予定列車の11:30発に乗車。
乗ったのは前から2両目のボックス席の有る9号車。K氏は大宮駅で、2号車(後ろから2両目)乗車、伝言ゲームさながら。大宮駅にて乗車していること携帯で確認、乗車して直ぐに各自用意していた昼食を車内で食べる(行田駅及び古墳公園近辺には食堂も店も無いとの下見経験者情報有り、前以て 飲食各自用意)。4つ目の北上尾駅では既に完食。
K氏とは 鴻巣駅で合流。JR行田駅に12:31着。駅前には観光案内所とバス停、タクシー乗り場のみのこれから開発の駅。駅前12:50発の市内循環バス左回りに乗車、国道17号・熊谷バイパスを横断し、大きな熊谷総合病院を通過し、さきたま古墳公園前に13:05予定通り到着、料金100円と安い。 そこから、県立公園内を散策。
ここで、「さきたま」を学ぶ。 神社名が 幸魂⇒前玉(さきたま)⇒埼玉(さきたま)と変化。 住所は埼玉県行田市字埼玉(さきたま)、埼玉県名発祥の地。古墳公園は 県有地、5世紀後半から7世紀初め頃までにつくられた9基の大型古墳が群集している。バス停から300mで「桜」と「菜の花」の「丸墓山古墳」高さは約20m、丸太と土の階段を登り、頂上から忍城を望む、意外と遠い。隣の「国宝が出土した稲荷山古墳」に回る。ここはS43年(1968年)に発掘調査開始と同時に今の公園敷地の農地を県が購入した。
その古墳から「金錯銘鉄剣」「帯金具」「勾玉」「鏡」(全て国宝)が出土、その他に埴輪が多く出土し、それらを「将軍山古墳展示館」と「さきたま史跡の博物館」で展示している。気分よく早く歩けて、予定の15:30発の左回りのバスより早く、14:42発右回りのバスに乗る。行先はJR行田駅。(行田市の中心に 私鉄の「行田市駅」があり、区別してJR行田駅と云う。)帰路は 行田駅15:16発、大宮駅で乗換える4人(菅原・近藤・山本・鈴木)と、上野駅へ向かう2人(秋田谷・榎本)に分かれる。予定より1時間強早く、家路に着いた一日。快晴の下、桜の花と菜の花を見ながら、古墳を上り下り、今日は ゴルフの芝回りと同じと話しながらの楽しい一日でした。
小生の今日の歩数11,100歩。1万歩運動はクリアー。 しかし、一日2万歩歩くというあるメンバーにとっては、歩き足りない一日で、早く着いた分 あとでの散歩に期待しましょう!
鈴木 一嘉 (1965年 商学部卒)