今年もラグビーシーズンがやって来ました。早明戦です、古澤さん、鈴木(常)さんの引率でスポーツ観戦同好会のみなさんと秩父宮へ行ってきました。この時期は神宮の銀杏が紅葉を迎え12月6日は「明治神宮外苑いちょう祭り」の最終日でもありました。
2015年の早稲田は筑波大に負け、帝京大学には歴史的大敗し、もうダメかと思った早慶戦ロスタイムでの逆転でここまで来ました。一方の明治は帝京大学に2点差まで詰め寄るもやはり負け、ここまでかかと思っていたらなんと筑波大が帝京大学を倒し明治大学に優勝のチャンスがめぐって来ました。(秋の六大学野球で明治が法政に負け早慶戦に優勝がかかったのをなんとなく思いだします)明治は意気上がり、競技場までの通りで明大スポーツ部員は新聞(明大スポーツ)を配布、早稲田スポーツ新聞部員を試合前から気合で押し込んでおり、さらに私の記憶では早明ラグビーで初めてダフ屋が出ていてビックリ、当然場内も明治ファンが元気一杯です。
試合のハイライトシーンをご覧ください。まずは走るバックスの明治、早稲田のフルバック15番、あの藤田選手を振り切りそのままトライです。
続いてはフォワードの早稲田です、モールでグイグイ前へ、明治を追い上げるトライ!
ヤッタ! 沸き返る早稲田応援団。後半に強い早稲田ラグビー、苦戦の明治。
しかしながら明治大学ラグビー部もしぶとい、後半30分、残り10分になり、しのぎ耐える明治。試合の結果は皆さんテレビ観戦でご覧のように31-24で明治の勝利(通算早稲田の52勝38敗2分け)でした。
昔の両校ラグビースタイルからみれば逆のような気がしますが、現代のラグビーはワールドカップ2015を見てもわかるように総合的なバランスがとれてないとダメなようです。タテだヨコだと言っていたのは昔の話。もうじきやってくる正月の大学選手権もバランスのとれたチームが優勝するのでしょう。
笠井敏晴 (1972年 教育学部卒)