4月2日(日)に、靖国神社・千鳥ヶ淵桜散策会が開かれた。心配した天気も最後にポツポツと雨が当たる程度で、何とかもち、満開の桜や風でひらひら舞い落ちる桜を堪能することが出来た。
柏から電車で九段下に行き、14時10分に靖国神社に到着した。千代田区の桜祭りの最中で神社の参道には露天が立ち並び大勢の人でごった返していたが、境内に入ると落ち着いた雰囲気に包まれゆっくり桜を見ることが出来た。靖国神社には東京都の桜の開花を調べる標準木が三本あり、それらもちょうど満開で見事に咲いていた。靖国神社の桜はどの木も大きく立派であるが、それゆえ花が高いところで咲いていて、あまり美しいとは感じられなかった。40分ほど散策をして、千鳥ヶ淵に15時5分に到着した。
最後尾には「只今の待ち時間10分」と書かれた立て看板を持った人がいた。思ったほど混んでいなかったのは、どんよりした空のおかげだろうか。お堀端をそぞろ歩きで花見をし、目線の高さに花があったので、桜がとても美しく思えた。お堀の斜面に向かって枝を伸ばす両岸の桜と、お堀の水と、お堀に落ちて浮いているピンクの花びらとがとても良く合っていて、自然の生み出す美しさに感動した。途中、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に立ち寄り、15時20分、北の丸公園に向かった。ここでは、お堀を反対から眺めたため、桜を裏から鑑賞した気分になり、また別の風情を楽しむことが出来た。
皇居をあとにして紀伊国坂通りに出たところに、5分咲きほどではあったがしだれ桜が咲いていて、濃いピンクが吉野桜とは違った美しさを見せていた。この後、竹橋から電車で帰路についた。途中松戸で有志による会が開かれ、桜の余韻に包まれ、多いに盛り上がったことでしょう。
今回散策会に参加して、桜の美しさを再認識した。有難うございました。 (小川・子)
満開の桜を堪能し、皆様のご健脚に感動し、世話役の方の段取りのよさに感嘆・感謝した3時間でした。個人では気がつかないスポットにも連れて行って下さり、また、初参加の私たち親子をあれこれ気遣っていただき、本当にありがとうございました。とても楽しい一日でした。
(小川・母)
小川浩美(1984年 文学部卆)