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2025年千葉県稲門祭を終えて

今年の千葉県稲門祭は例年通り11月の最終日曜日に開催され、会員417名、来賓を含めると430名を超える参加者となり
流山からも17名参加しました。場所はいつもの東京ベイ幕張ホールです。受付開始は午後2時で、2時半開始。
第一部講演会、第二部総長懇談会、第三部懇親会と続き午後7時半でお開きとなりました。

  • 講演会

講師はあの瀬古俊彦さん。テーマは「心で走る マラソンのスーパーエースにきく」でした。今回の聴衆の関心の
一つに正月の箱根駅伝があります。今年の早稲田は往路については期待できる、しかし復路を含めた総合優勝となると……。
往路の勢いをそのまま復路に持ち込めれば、瀬古さんは同じくOBの渡辺康之さんと日テレで解説を務められるそうで
身びいきの解説を行う事を約束(?)してくれました。その他マラソンにまつわるエピソードについて身振り手振りを交え、
楽しい1時間にわたる講演でした。

  • 総長歓談会

唐松支部長のご挨拶に始まり、田中総長の懇談会が始まりました。総長は早いもので来年任期の8年となりますので、
今回が最後の稲門祭懇談会となりました。2018年以来田中総長が大学改革で取り組まれてきたこと、
2032年創立150周年を迎えるのでそれに伴う寄付のことなど。永遠のライバル慶應義塾に同時に合格した時に
どちらを選ぶか?という場面で総長就任当時2018年では1勝7敗(惨敗)が2023年では7勝1敗(早稲田圧勝)
だそうです。しかし、今後は偏差値だけではない選ばれる大学を目指す必要があると力説されておりました。

国際卓越研究大学への立候補は2回目ですが、今回私立で立候補しているのは早稲田だけだそうです。前回では
東北大学のみが選ばれました。現在は東大、京大に次いで3番手につけているようですが、最終的に選ばれる可能性は
五分五分とのことでした。
2050年には世界に冠たる大学をめざし、我々OBにも寄付など協力を呼びかけられ、講演を締めくくりました。

第二部と第三部懇親会の間にロビーで県支部若手の会、なでしこ、総務渉外員会がそれぞれブースを設け、
総務渉外委員会は県支部ホームページのPRや県支部だよりの配布、スマホから県支部ホームページに入れるQRコードの
展示などが行われました。

  • 懇親会

森山実行委員長の挨拶の後松平前支部長の乾杯の音頭で懇親会がスタートしました。今回は特別ゲストに小宮山野球部監督と
楽天に指名された伊藤樹投手、巨人に指名された田和連投手も参加されました。小宮山監督も懇親会途中で壇上に立ち4連覇を
逃した秋のシーズンのお話しをされました。野球部は来春米国遠征を行う予定とのこと。その費用はクラウドファンディングで
1500万円を集められたそうです。


今年の食事の質についてはアンケートを見る限り良かったようです。

最後は早稲田大学応援部による校歌斉唱と、石川義三副実行委員長のご挨拶で締めくくりとなりました。

78年商  高橋孝志