5月21日(日)前日の天気とはうって変わって快晴、最高温度26℃と予報される中、19名の今でも若いと自負しているメンバーで柏駅を午後1:33の特別快速にて出発。約20分にて日暮里到着、山手線に乗り換えて駒込駅下車。
本郷通りを不忍通りに向かって歩く。道路の右手の小さな店では花、お菓子、饅頭、アクセサリー、衣服、レディースファッション等一風変わった品物をおいて客寄せをやっており、風情を感じさせる。我等熟年パワー組は、それらに見向きもせず、ひたすら六義園の内庭大門を目指して歩くこと7分、柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園した特別名勝「六義園」に到着。
道行く人達のいでたちは、半そで、長袖、タンクトップ、上着と今日の暑さにてんでんバラバラである。
鈴木・徳武・石橋・山本(正)・工藤・松岡・小沼・幾島・山本(武)・森・奥野
漆野・榎本・西川・徳武(夫人)・塙・野中・秋田谷・川口
入園に際し世話人の榎本さんより“65歳以上の人は無料!”とのお言葉があり、数人のメンバーが小躍りすること数十秒。実際は残念ながら半額の150円支払わされた。高齢化社会へ向かう折、医療費と同様に将来は自己負担が増えるかもしれない。
園内は、花は咲いてはいないが新緑ですばらしい眺めである。散策者は圧倒的に熟年者が多い。池の中の石の上では数多くの亀が日なたぼっこしていた。うらやましい限りである。藤代峠からの園内の眺めは美しいが、現代の高層ビルが遠方にそびえ立って見えるのはやむなき事か?
約30分弱の散策を終了し、本郷通りを駒込駅方面へ戻り、約1.2km歩いて西ヶ原1丁目にある「旧古河庭園」到着。普段は開いていない染井門(裏門)から入園。日本庭園からバラ園、石造り洋館へ向かう。広さは六義園の約1/3で、バラ園は多くの見学者、カメラマンでものすごい混雑。黒色の洋館は風情があり異国情緒を満喫させてくれるが、残念ながら時間の関係で内部は見学できなかった。
30分ほどの散策の後、正門より出て、上中里駅へ向かう。上中里の守り神(?)の平塚神社前の坂道をダラダラと下り、東北・上越新幹線が高架で上を通っている京浜東北線の上中里駅より乗車。全員この駅より乗車するのは初めてと思われる。日暮里にて常磐線に乗り換えて午後4:30前松戸駅着。駅前の“日本海庄や”にて全員にて約1時間懇親会開催。暑さのためビールがうまい。初参加の徳竹御夫妻の挨拶および“Shall we dance”への勧誘を受けてまだ陽が高い5:30過ぎに解散。
世話人の榎本さん、漆野さん、最高の天気に感謝!
石橋 義之 (1967年 政経学部卒)
(完)