散策会

(112)亀戸天神の藤まつり散策

2024年4月23日、今日は3人で散策なので迷子が出る事がありません。

亀戸に行くならいつもと違うルートが面白いと思い東武亀戸線「亀戸水神駅」で下車してそこから徒歩3分ほどの「亀戸水神宮」から散策をスタートしました。

亀戸水神宮の御祭神は水神で、古事記では「弥津波能売神」と書きました。水神宮はこの御祭神を奉祠し、新田開墾時に水害を逸れんがために祈願したものです。

天神さまに向かうと蔵前橋通りの角に変わった建物(演芸ホール)が目立ちますが、これは江戸時代亀戸の地に実在したお屋敷を記念したものです。江戸時代、呉服商・伊勢屋彦右衛門の別荘が現在地の近くにあり、江戸中の人が時期になると見に来た立派な梅があったので梅屋敷(水戸光圀が命名との説)と呼ばれたそうです。

歌川広重の浮世絵(左側 亀戸梅屋敷)は海を渡りゴッホの絵(右側)のモデルにもなりました、つまり遠くヨーロッパの人々も亀戸の景色を見ていた事になります。

香取神社の御由緒ですが創立は天智天皇四年(665年)、藤原鎌足公が東国下向の際この亀の島に船を寄せられ、香取大神を勧請され太刀一振を納め、旅の安泰を祈り神徳を仰ぎ奉りましたのが創立の起因だそうです。
右側の写真は香取神社にあるパワーストーンでもうじき散策会会員が万馬券をゲットしますので祝賀会がありそうです。

亀戸天神、言わずと知れた菅原道真公をお祀りする亀戸天神社は、下町の天神さまとして多くの方々に親しまれています。受験シーズンは過ぎましたのでゆっくり藤を眺めることがでました。

喉が渇いた所で一休み、船橋屋でくずもちをと思いましたがこの混雑でお土産だけになってしました。

東京を代表する天神様と並ぶ亀戸餃子、私のお土産のおすすめです。メニューは餃子だけ、味はあっさりしておりクセがなくいくつでも食べられる。餃子店内でたべる(小粒餃子なんでスタートは2人前以上注文がルール)と慌ただしいですが、お土産なら家でゆっくりビールを飲みながら味わえます。

PS:2024.4.27放送の「王様のブランチ」一品勝負の店でも紹介されていましたが、なんと最高で42皿食べた人がいるそうです。

お土産をわすれないお二人でした。

笠井敏晴 (1972年卒 名都借在住)