散策会

(第53回)万葉植物園・大町自然観察園 散策記

 

菅原美代子(1969年 演劇卒)

平成21年6月1日、暑くも寒くもなく、晴れ過ぎず雨も降らない絶好の散策日和、鈴木(一)、徳武夫妻、石橋、漆野、河合、榎本、奥野、幾島、山本(正)、菅原の11名が午後1時、南流山から出発した。

武蔵野線で市川大野まで行き、まず、駅から10分の万葉植物園を見学した。真間の手児奈など万葉集にゆかりのある市川市の特色のある公園として設置されただけに、万葉集の歌に詠まれた植物が和風庭園として和歌とともに植えられ、素朴な万葉人の心を忍び、しばし俗世間を忘れる静けさを味わった。

 

管理棟には植物図鑑や万葉集に関する図書、文献などを備えた図書室や、研修室があり、句会や歌会、学習会などに利用できるそうだ。

徳竹・石橋・鈴木・河合・山本・榎本・幾島・菅原・徳竹夫人・奥野

 

市川大野の駅に戻り、バスで駒形まで行き、梨園やブル―ベリイ―園が続く道を梨農家の立派なお屋敷に驚きながら、10分ほど歩いて大町自然観察園に到着。

この公園は全体としては無料なのだが、動物園は有料とのこと、その動物園も大きな建物の中にあるようで、変わった動物園で、私たちは見学せず、その手前の無料の自然博物館を見学して市川市の自然を学ぶ。その後、自然観察園を歩きはじめると、池があり、沢山のカメラマンが池に大きな望遠カメラを向けて鳥を待っている。岸近くに小さな枝を刺して、カワセミがそこに止まったり、えさを取ったりするのを写真に撮るそうだ。少し進むと、バラ園があって、さまざまな色のバラが美しく咲き、良い香りが漂っていた。

更に進むと、森の中の細長い湿地帯の両脇に石の道がつながっていて、葦が茂り、黄アヤメがところどころ咲く道を歩く。今は黄アヤメしか咲いていないが、7月中旬には山百合が咲くようだ。また、7月下旬から8月上旬には蛍が観賞できるようだ。

更に進んで、鑑賞植物園に入る。これは大きな温室で、熱帯植物がきれいな花を咲かせていた。直径40センチほどの球形の「銀鯱」というサボテン、巨大なブーゲンビリアの花の塊、青い花がいかにも熱帯植物らしいラン、パパイアの実がなっていたり、熱帯を満喫した。