散策会

第56回 中山法華経寺と東山魁夷記念館を訪ねる散策会

4月8日、9時20分、東武線柏駅中央改札口に集合。今回は、wasejoくらぶとの合同散策会となったため過去最多の26人が参加。9時34分の東武線で最初の目的地、中山法華経寺に向けて出発。10時03分東武船橋駅到着。京成線に乗り換えて京成中山駅に10時33分到着。
駅を出て、線路を渡るとすぐ前に山門があり緩やかな上り坂の参道がつづく。道の脇には時が逆戻りしたかのようなお店が並んでいた。そしてその先に期待通りの満開の桜並木があった。桜の花びらの淡いピンクが青い空に映えて美しい。たくさんのソメイヨシノに混じって濃いピンクの陽光が数本咲いていた。

菅原         ↑      鷺坂・奥野   秋田谷
飯田・土屋・工藤・嶋沢・山本(和)・中川・松岡・近藤・河合・森・山本(ご家族)・榎本
山本(正)・朝倉・川口・青山・上谷・塙・西田・小笠原・漆野・奈良

中山法華経寺は全国的に有名な日蓮宗の大本山、鎌倉時代の高僧日蓮聖人が最初に開いた寺院と言われている。広い境内には多くの建造物があり、中でも祖師堂、五重塔、法華堂、四足門は国指定の重要文化財となっている。
4月8日の今日は花祭りということもあって人出が多かった。
寺院の特殊性故か、年配の方々が多かったように思う。

咲きほこる桜に心を残しながら、次の目的地東山魁夷記念館に向かう。
中山法華経寺の横を抜けて静かな住宅街に入った。細い坂道を数分歩くと東山魁夷記念館に出る。八角形の塔のある西洋風の外観をもつこの建物は、画伯の芸術の方向性に影響を与えたドイツに想をえたものといわれている。
ただ、残念なことに東山魁夷の作品自体の展示はあまり多くはない。わずか数点であった。

が、その中に、代表作ともいうべき「道」(試作)の展示があった。
東山魁夷の次のような言葉とともに。
「ひとすじの道が私の心に在った。夏の早朝の野の道である。青森県種差海岸の牧場でのスケッチ。その柵や放牧の馬や灯台を取り去って道だけを描いてみたら―と、思いついた時からひとすじの道の姿が心から離れなくなった」
(東山魁夷通文集「風景との対話」1978年)

約1時間40分の行程、穏やかな青空の下、満開の桜に出会い感動的な絵画に出会い、思い出に残る時間を過ごした散策会だった。
(完)

土屋みゆき(1973年 教育学部 英文卒)