散策会

第7回 散策会、初秋の古都鎌倉の思い出紀行

 

  1. テーマ :初秋の古都鎌倉の寺社回り
  2. 開催日時:平成15年10月5日(日)7:40(柏駅集合)~19:20(南柏駅前居酒屋鮒忠解散)
  3. 出席者(敬称略、鮒忠での懇親会座席順):奥野、牛島、石橋、野中、秋田谷、亀田、山本、小沼、鈴木、今井、寺崎、高林、塙、詫摩、松岡(夫妻)、榎本、漆野 以上18名

4.コース:北鎌倉駅→円覚寺→東慶寺→建長寺→五山(昼食)→鶴岡八幡宮→鎌倉駅→長谷駅→鎌倉大仏→長谷寺→長谷駅→腰越駅→満福寺→小動神社→腰越駅→藤沢駅→南柏駅

5.初秋の古都鎌倉の思い出紀行

朝7時40分、17名が予定通り柏駅に集合(秋田谷さん 北鎌倉で合流)、勝田駅発の列車電車に乗る。日暮里駅で山手線に乗り換え、東京駅で8:37始発の東海道線国府津行きに乗り込む。大船で横須賀線逗子行きに乗り換えて9:39北鎌倉着。北鎌倉までほとんど立つことなく座席に腰掛けて同好会のメンバーとあれこれ話に夢中になっていたらあっと云う間に北鎌倉に着いてしまった感じだ。今日の案内役は地元出身の奥野靖三さん、事前のアレンジも色々御願いしたそうだが、先ずは今日のスケジュールを北鎌倉駅前の案内板の地図に基づいて説明してもらう。横須賀線の線路に沿って鎌倉方面に1分程歩くと直ぐ左手に円覚寺の石段が続いている。

臨済宗瑞鹿山大円覚興聖禅寺

エンカクではなくエンガクと濁るのが正式名のようでこれは知らない人が多いようだ。蒙古来襲に見舞われた文永弘安の役殉死者の菩提を弔う目的で、時の執権北条時宗が建立。総門、山門、仏殿、舎利殿と登って行くと頂上付近で、駈け込み寺で有名な東建寺が、眼下の森に囲まれ、はるか向こうに見える。至るところに彼岸花が真っ赤な花をつけて元気良く咲き乱れているが、中に白い彼岸花が混じっているのには感動。またアチコチに素人画家だろうか、絵描きさんの群れ。北条貞時が寄進したと言われる洪鐘(おおがね)は建長寺の梵鐘と共に国宝に指定されているのだと奥野さん。裏門から出て道路を渡ると、先ほど上から見た駆け込み寺東慶寺に10:35到着。

臨済宗松ヶ岡東慶寺:古くは尼寺、女性達の味方で男子禁制だったといわれ、門前で追っ手に捕らえられそうになった時にはかんざしや草履などを投げれば、駈け込みが認められるという。ところで男性の駆け込み寺はないのだろうか。参道を進むと山の斜面に覚山尼等歴代住持の墓がありそれと並んで鈴木大拙、田村俊子、野上弥生子、など有名人の墓がひっそり眠っているがみな墓石の高さが低い。10:55再び鎌倉街道に出て、更に鎌倉方面に進む。街道の左手に鎌倉学園が小高い山を背にして見えてくる。中学と高校を有する名門校で、案内役の奥野さんが中学時代の3年間お世話になったところであり、思い出深く昔話を語ってくれる。その隣直ぐ先に建長寺の総門が見えてくる。111:10臨済宗巨福山建長興国禅寺到着。何やら賑わっていて門の前にいた案内係の女性の説明によると、今日は建立750年記念行事として武者小路千家家元献茶会があり入場は無料だが仏殿、法堂には入れぬとのこと。総門、三門あたりから茶会の着物姿のあでやかな女性の姿に目移りしながら、唐門、方丈、紫雲閣と見学。また左手小高い山の上には奥野さんが中学時代学んだ鎌倉学園のグランドがあるという。建長寺を11:35に出ると直ぐ向かい側に、蕎麦屋、鎌倉「五山」別館があり、ここで待ちに待った昼食。全員ケンチン蕎麦又はうどんを注文、食事の前にビールで先ずは乾杯。そこで初参加の山本さんに自己紹介をしてもらう。一人1500円也を払い、12:30五山を出て再び鎌倉街道を進む。途中、巨福呂坂洞門をくぐり抜けると10分ほどで左手森の中に鶴岡八幡宮が見えて来る。

源義経が1180年に現在の地に移して以来、今も昔も鎌倉幕府の象徴となっている。ところで前回隅田川七福神を見学したが鎌倉にも七福神を祭った寺がありここはその一つで弁財天を祭っている。鎌倉にはこのほかに淨智寺、妙隆寺、宝戒寺、本覚寺、長谷寺、御霊神社がありそれぞれの七福神を祭っている。早速遥拝殿へと向かうが、工事中で大銀杏のある階段は登れず本殿にも行けない。白旗神社から鎌倉国宝館を左手に見て進むと、三の鳥居が前方に見えてきて左側が源氏池、右側が平家池(両方併せて源平池という)。これを分かつ太鼓橋の前に12:55着。ふと見ると太鼓橋の方から武者行列がやってきた。鎧着初式といって紙で作った鎧を纏い、幼い稚児が可愛く、誠にあでやかである。期せずしてちょうど素晴らしいものを見ることが出来全員感激!太鼓橋は昔は渡ることが出来、奥野さんも子供の頃、子供同士で早渡り競争をしたというが今は通行禁止。太鼓橋の横を渡り三の鳥居をくぐると若宮大路に出る。参道となって続いており道の真ん中にある段葛(盛土部分)に沿って歩いて行くと、桜並木が緑の葉をそよがせており何とも云えぬ情緒がある。春には桜の名所となるに違いない。途中で信号を右折し、しばらく行くとかの有名な小町通りに出る。両側にいろいろな昔懐かしい店が連なり賑やかな下町情緒の雰囲気がある通りだ。しばらく進むと鎌倉駅に到着。江ノ電の切符売り場で1日乗車券580円を買う。最初からフリーパス2700円を買った人は買う必要ない。

13:24鎌倉駅始発、13:30長谷駅到着。大仏通りを真っ直ぐに進んで行くと約10分ほどで高徳院鎌倉大仏に到着。浄土宗の寺院で大仏は過去何度も修復を繰り返し現在の国宝青銅仏が誕生した。大勢の観光客で胎内見学は超混み合っていたが、20円を払って中に入る。14:00今来た道をUターン、しばらく歩いて右へ曲がると奥の方に長谷寺が見えて来る。736年に創建された鎌倉でも有数の古刹で14:06到着。高台からは由比ガ浜や逗子など海の眺めが素晴らしくそのため海光山長谷寺とも言われる。また長谷観音は身の丈9m余りの11面観音でこれもまた壮観。14:35長谷寺を後に再び長谷駅まで戻り江ノ電に乗車、14:56腰越着、徒歩約5分で満福寺に到着、744年行基が聖武天皇の命で建てた真言宗の古刹。源義経が腰越状をしたためた寺で、義経手洗いの井戸、弁慶腰掛の石が残っている。そこから階段を下り、江ノ電の踏切を渡って海の方に出ると、腰越の鎮守様として祭られている小動(こゆるぎ)神社に到着15:12。今日の最後の目的地だ。神社は小動岬の頂上に位置していて、奥に展望台がありそこから見た七里ガ浜、江ノ島稲村ガ崎の眺めはまさに絶景であり、全員こんな穴場があったかと改めて奥野さんに感謝。また戻り江ノ電に乗る。腰越駅を15:32発、藤沢に15:46着でJRに乗り換える。

ちょうど快速アクティ東京行きが滑り込んできて全員滑り込み乗車、その後もスイスイ乗換えがうまく行き、南柏には17:31着、3、4分歩いたところに居酒屋「鮒忠」がある。今日は漆野さんが途中から電話し2階一部屋を貸切。いつもながら頭が下がる。ここで松岡さんの奥方1人を除いた17名が打ち上げ。いつものように自己紹介、ビールのほかに焼酎のボトル2本がみんなの胃の中に消えて行き、大変盛り上がる。次回散策の会は関宿城とのことで、今から何か胸が高鳴る思いだが、これからも漆野さんにはご苦労だろうが宜しく御願いしたい。またその次は最近出来た近場の温泉でやろうとの活発な意見も出て、19:20解散。その後の帰りの電車も待たずにスイスイ。大変充実した楽しい一日でした。

詫摩 太郎(1966年 理工学部卒)