散策会

第84回散策会 等々力渓谷

 


実施日:2018.10.26()

参加者:11名

石橋・榎本・小島・菅原・鈴木・西田・  松井勁司・松井敏浩・松岡・村岡・山本

集合:JR柏駅中央改札口内 12時20分(各自 昼食後)集合

全員 定刻までに集合し、予定通り 千代田線12:32発 9号車へ榎本右世話人の指示にて乗車。

千代田線「明治神宮前」駅で、副都心線(元町・中華街行き)に乗換え、「自由が丘」駅で東急大井町線(溝の口行き)に再度乗換え、1405「等々力」駅に到着。乗換えの回数が少ないので、距離の割には 楽で、隣のメンバーとの会話を楽しみました。

駅を出て、大通りを左折し、「成城石井」の先を右折、「ゴルフ橋」の手前を右斜め下の道へ、駅より歩いて3分。直ぐ谷沢川に。ゴルフ橋は、元々この辺りが広大なゴルフ場があったことに由来しているとのこと。谷沢川せせらぎの両側が等々力渓谷で、世田谷区の管理でよく整備されていた。

等々力渓谷は、基本的に整備された遊歩道にそって自然の中を散策、直線で歩けば30分もかからない。少し進むと環八通りの橋が見え、その下を進みます。川を渡って、「等々力渓谷3号横穴」へ、また元に戻って川を渡り、「稚児大師堂」へ若干登り拝礼。

遊歩道の奥にあるのが、日本庭園です。ここまでの階段が大きさの異なる石の階段で、段数の割にはきついものでした。日本庭園と和風の書院を見て、無料の絵葉書を頂戴し、回り込んで「不動の滝」に向かいました。 右にお茶屋さんを眺め、橋を渡ると、水の叩くような滝の音が聞こえます。不動の滝です。

「お休み処」としては、等々力不動尊境内の「四季の花」と私たちが休んだ等々力不動の滝隣接の「雪月花」の2か所があり、室内で お菓子付きのお抹茶・ところてん・あんみつを頂いた。

「雪月花」のお店前は 深い緑の中で、不動の瀧の音を聞くことが出来ます。(営業時間は1100 ~1600とのこと)休憩後 雪月花の横にある登り階段を上がっていくと、「等々力不動尊」本堂があります。

「満願寺等々力不動尊」に記載してある説明文をみると、山号は「致航山」、院号は「感應院」、寺号は「満願寺」。本尊は金剛界大日如来、宗派は真言宗智山派。開創は平安末、中興は室町時代。吉良氏の居城兎々呂(ととろ)城に祈願寺として現在地に移築、中興されました。

常法談林三衣(じょほうだんりんさんね)の格式の寺で、学問所、教育機関、本山としての機能を有していました。現在のご本堂は数寄屋造りです。

等々力不動尊は、真言宗中興の祖興教大師様が夢のお告げにより開かれた霊場です。

ある時、興教大師様が信心する役之行者作の御不動様が夢に現れ、関東に霊地があると告げられ、その御不動様を背負って関東に入ると夢と同じ渓谷があり、錫杖で岩をうがつと玲瓏と瀧が流れ出ました。そこに捧持の御不動様を安置したのが「等々力不動尊」の始まりです。等々力不動尊本堂前には、展望台がありますが、葉景色のみでした。

不動尊の門を出て、環状8号線から目黒通りへ更に、用賀中町通りへ、「等々力」駅まで約10分。等々力駅にて解散し、帰路に着きました。

榎本 右 世話人の今年最後の散策会のご案内でした。本当にありがとうございます。

鈴木 一喜(1965年 商学部卒)