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第4回稲門交流パーティーin流山 開催される

「第4回稲門交流パーティin流山」開催される

2017(平成29)年10月7日(土)、市野谷の「割烹せきや」にて“More fun, more friendship”をテーマに「第4回稲門交流パーティin流山」が開催された。パーティには初参加者15名(校友7名+学生8名)及び早稲田祭スタッフ3名を含む57名が集い、午後4時からの2時間半が瞬く間に過ぎる盛会ぶりだった。パーティは流山市在住の稲門校友という2縁(地縁と学縁)を持つ者同士の絆を強めるため、会員・未会員・学生が幅広く交流する機会を提供する目的で企画されたもの。

宮内副会長のオープニングの挨拶に続き、

須賀幹事の司会のもと、

水上会長のウェルカムスピーチと進み、

乾杯の音頭は当日に誕生日が最も近い10月5日生まれの創造理工学部1年の宮澤啓吾君(十太夫)が指名された。

宮澤君のフレッシュな発声でビュッフェスタイルの懇親会がスタート。
美味しい料理・豊富なドリンク類を楽しみながら、世代を超えた交流の輪が広がる中、

高橋幹事長が流山稲門会は流山市在住の校友の会であることとその特徴を説明。

流山市については白味醂発祥の地、近藤勇と土方歳三別離の地、利根運河の水運で栄えた地であったこと。近年は“都心から一番近い森のまち”そして“母になるなら、流山市”として認知される自然と調和した美しい街であること。会は主な最寄り駅ごとに7つの地区分科会があり、暑気払い、忘年会、情報交換会等を行い絆を深めていること。ゴルフ、俳句、登山、囲碁等13の同好会が和気藹々、積極的に活動していること。又、地域社会へのコミットメントを標榜する会は会員の地域における活動に地域社会貢献功労者賞を贈呈しており、具体例としてグリーフケアの実践に功績が高く、早稲田大学からも表彰された水野治太郎会員(64年法研修士修了)と流山稲門会有志が多数参加した“明日も平和であるためにを推進する会”の活動状況が報告された。東北復興支援の「復興雑巾」、「三陸産品」の購入等も継続中であることも紹介された。

そして、スペシャルゲストの流山市図書・博物館館長「小栗信一郎氏」の特別講演は「建造物から見た流山の歴史と文化」
市内を流れる江戸川の左岸(東岸)、平坦な土地に盛り上がった海抜約15メートル、周囲350メートル余りの小山の上に鎮座する赤城神社。この小山はかつての洪水の際、群馬県の赤城山の山体の一部が流れてきてここに流れ着いたものという伝承があり、群馬県の赤城山にある赤城神社の末社であること。流山という地名もこれに由来する旨の紹介からスタート。赤城神社の「本殿」「拝殿」「社務所」に現存する様々な文化財が写真入りで紹介され、その他いくつかの由緒ある建造物の詳細が説明された。流山市在住ながら、通常では接することができない貴重な話に会場は惹き込まれ、皆熱心に傾聴した。

続いて、笠井副会長の軽妙なインタビューによる初参加者及び早稲田祭スタッフの紹介。会場は暖かい歓迎の拍手に包まれた。


今年は特に人間科学部及びスポーツ科学部の「所沢キャンパス祭2017」が北澤佳奈さん(人間科学部2年流山)から紹介された。

そして交流タイム、今回は時間もたっぷり、当会の趣旨にふさわしく世代を超えた肩肘張らない交流の輪が会場の至る所に広がった。


東北復興チャリティ「山田の醤油と和胡桃のストラップ」も完売。購入の皆様に深謝。
俳句同好会「ゆずりは」第5句集の無料頒布も好評。

恒例の全員での記念撮影後、校歌斉唱は大学応援部の動画による「都の西北」。

参加者皆笑顔満載で名残惜しい雰囲気でしたが、小沼副会長による謝辞で楽しく充実した交流会も散会となった。


笹本 悦郎(‘71年政経 南流山)