散策会

(第47回)草加松並木 散策記

 

2010年4月3日(土)今年度最初の例会は絶好の花日和。午後2時南流山駅に散策会メンバー13名が集合。武蔵野線、東武線と乗り換えて2時半に草加駅に到着した。

駅前のロータリーで草加煎餅の生みの親「おせんさん」のブロンズ像が我々を迎えてくれた。カラフルに舗装された道路を歩いているとすばらしい見所が出てきそうでワクワクしてくる。10分ばかり歩いて、歴史民族資料館に到着。建物は埼玉県最初の鉄筋コンクリート造り。

説明を受けながら草加の歴史を知る。6000年前は海底であったが、江戸時代に宿場町として発展し、今は24万の人口を擁する。

20分ばかり見学した後、東福寺(真言宗)に立ち寄り、歩を進めると「草加せんべい発祥の地」石碑のところに出た。そのすぐそばに札場河岸公園がある。

綾瀬川のほとりにある落ち着いた佇まいの公園で、休憩所、五角形の望楼などが整備されており、松尾芭蕉の像もあって趣を添えている。

公園の桜も満開でとても美しい。丁度その公園のところで川が蛇行していて、両岸にある桜が見事であった。

ここから松並木が始まり矢立橋(太鼓橋)を過ぎ百代橋(太鼓橋)を経て1キロほど歩いて草加市文化会館に到着、ここで15分ほど休憩。家族への土産に煎餅を求める人多数あり、係員が一人で対応して、てんてこ舞い。

その後は松原団地駅へ向かい、帰りの電車に乗る。南流山駅前の居酒屋「日本海庄や」に直行、1時間ほど反省会で歓談し、散会となった。あちこちで満開の桜を鑑賞することができ、すばらしい散策会であった。

幹事の皆さん方に感謝します。

森 光孝 (1963年 法学部卒)