湯楽会

『済州島漫遊記』 (湯楽会)

 

お屠蘇気分もさめやまぬ新春1月18日、塙信之・高林直樹・詫摩太郎・松岡英郎・鈴木一嘉の各氏と小生(合田滿喜男)の6名が韓国・済州国際空港に降り立った。成田から直行便で僅か2時間余りの短いフライトである。済州島は年間を通じ温暖な気候と、3つの世界遺産を擁する豊かな自然に恵まれたリゾート地。旅行中の最高気温は15度前後と予想外に高く、車窓からたわわに実る蜜柑を眺めて、ここが真冬の韓国かとわが目を疑ったほどである。ガイドさんによれば古来、この島は「三多島」とか「三無島」と呼ばれたそうである。三多は「風」「石」「女」が多いこと。三無とは「泥棒」「乞食」「門」が無いことを意味する。

さて、いよいよ2泊3日の済州島周遊の旅へと出発。紙幅の関係で主な観光スポットだけに限ると、先ず最初に訪れたのは、済州島を創建した三神が湧出したと伝えられる「三姓穴」、国の起こりとされる神聖な場所だけに凛然とした空気に包まれていた。2日目はヨン様主演の歴史ドラマ「太王四神記」の撮影に使われたセット(建設費約60億円)がある「猫山峰」からスタート。次は世界最長の洞窟として世界遺産に登録されている「万丈窟」を探索した。最終3日目のメインは、東洋最大の伽藍を誇る「薬泉寺」の参拝だった。

ところで、旅の楽しみはいうまでもなく観光だけではない。食事もまた然り。名物は鮑だが、日本と比べるとバカ安の値段で鮑のコース料理が楽しめる。いずれにしても、同じ韓国でもソウルや慶州などとは一味違った旅を満喫できよう。

合田 滿喜男(平和台 1959 法学部卒)