散策会会員のワクチン接種後の6月に散策会を再開したいと思っていましたが、現実は思うようには進んでいません。65歳以上への流山市からのワクチン接種券(クーポン券)は4月26日から発送されるそうですが、接種会場や医師の確保など課題山積であり直ぐに接種は受けられません。(市からの接種開始時期の案内は5月下旬以降の予定)
あくまで個人的な意見ですが、現状流山市で65歳以上への2回目ワクチン接種完了は余裕をみて8月以降でしょうか。それを前提として散策会の再開は真夏の8月を避け9月以降にしたいと思います。それまでの繋ぎの場として会員の皆様にご報告いたしました単独散策の報告です。今回は計画していた案の一つ東武鉄道の隅田川を渡る鉄橋に新設された歩行者専用の橋「すみだリバーウォーク」です。
先ず浅草といえば美味しいものも紹介しないといけないので、天ぷらの「三定」です。天ぷら屋といえば「大黒屋」が有名ですが私には「大黒屋」の天丼はすこし味が濃いように感じます、子供のころから親につれていってもらった「三定」の味が体に染み込んでおり「三定」の味が好きです、そして帰りのお土産は「セキネ」の焼売が我が家の定番でした。
最近知ったものでは全国的に見ても数店舗しか取り扱ってないケンタッキー丼がおいてあるのが、浅草東武の駅の真ん前にあるケンタッキー浅草店です。私自身まだケンタキー丼を食べていないので試食しましたら、ご報告させていただきます。
天然素材の刷毛の「かなや刷毛」も有名ですね、大正3年創業で家庭用からプロ用まで天然素材のありとあらゆる刷毛がそろっています。お土産用にお手軽なものとしてコロナ対策にはピッタリの豚毛のつめブラシが置いてありました。
浅草と言えば浅草寺ですが、散策会としては少し捻って同じ浅草寺の近くにある天台宗の「待乳山聖天・本龍院」に行きました。ここでは大根が奉納(200円でした)されていますが、大根は深い迷いの心、瞋りの毒を表し、大根をお供えその功徳によって、心身を健康にしていただくと言われています。待乳山聖天の冊子によれば江戸時代には待乳山が江戸湊の目印にもなっていたそうで、その姿は歌川広重の錦絵(東都名所真乳山之図)にも描かれています。
明治40年創業の「金泉」がなんと閉店していました。天ぷらなら三定と思っていましたが、ここの天ぷらも美味しいそうで一度味わっておけばと思いました。老舗のお店が閉店しているのもコロナ影響大なんでしょう。
さてお目当ての橋「すみだリバーウォーク」を渡ってみました。電車の音を聞きながら川風に浸るのも乙なもんです。浅草側から渡った先の高架下には14軒のお店が並ぶ複合施設「東京みずまち」もあります。
「世界のカバン博物館」にも行きました。ここはカバンのACE東京店が運営している博物館で大型の船旅用衣装ケースから日本の巾着袋まで色々なカバンが展示してあります。展示品のひとつが長嶋監督のカバン(写真ではよくわかりませんが脇に90の文字が読めます)です。もしかしたらミスターの事ですから、大逆転勝利の日などは後楽園球場に忘れてきたかも知れませんね。また機会があれば皆さんで散策の時には寄りたい場所です。以上あまり知られていない浅草散策でした。