五月晴れに恵まれた5月8日、牛島・秋田谷・山本(正)・石橋・詫摩夫妻・塙・今井・福山・北原・小笠原・山本(武)・朝倉・菅原・小川・上谷・小島・漆野・奈良・嶋沢(敬称略)の総勢20名で、スカイツリー散策会を楽しみました。
9時50分におおたかの森駅に集合し、つくばエクスプレスで浅草へ。浅草寺にて、参加者一同で東日本大震災の復興祈願をしました。大地震の激しい揺れで、浅草寺五重塔頂きの、2つあった宝冠の1つ(重さ100キロ以上)が脱落したそうですね。1つになってしまった宝冠を見て、私は大自然の猛威を改めて思い知りました。
[浅草寺で震災復興祈願]
「いざ言問はむ都鳥・・・」と在原業平が詠んだ歌でも知られる言問橋を渡るとすぐに、「割烹 上総屋」に着きました。ここから塙さんが合流です。東京大空襲で向島一帯も火の海となりましたが、このお店は奇跡的に難を逃れたそうです。店内の調度品や神棚や外の石のゴミ箱などに、古き善き昭和の雰囲気が漂っていました。
[ビールも美味しくお座敷弁当]
腹ごしらえを済ませた私たちは すみだ郷土資料館へ向かい、展示パネル・ジオラマ・伝統工芸品・東京大空襲の体験絵・隅田川レガッタの収蔵品などを観ました。今年の早慶レガッタは、隅田川から戸田漕艇場に会場を移して行われましたね。ここでも大震災の影響の大きさを感じました。
[スカイツリー]
当日25度を越す炎天下でも元気みなぎる会員10名は、「逆さスカイツリー」が鑑賞できると言う十間橋まで歩きましたが、塔が最高到達点の634(武蔵)に達したので、「本体ツリー&川面にツリー」がカメラに収まらなくなりました。
[逆さスカイツリー・十間橋より]
こうして散策会一行はスカイツリーを満喫し、2時過ぎに押上駅で解散しました。初参加の私をあたたかく迎えてくださった散策会の皆さま、そして今回の散策会を企画・実行なさった世話人の漆野さま、充実した一日ありがとうございました。
嶋沢 伶衣子(1981年 文学部 独文卒)