湯楽会

湯楽会 韓国紀行

湯楽会:韓国旅行だより

参加旅行名:阪急交通社(トラピックス)とびっきり韓国漫遊紀行4日間

日時:平成21年6月1日(月)~4日(木)

メンバー:塙 信之・西川 誠之・真田 正二・牛島 康行・鈴木 一嘉の5人組

韓国とは近くて遠い国!またスマートな美人が多い国でした。(理由は紀行文を良く読むとわかります。)

①6/1(月)9:15JR柏駅改札口内の集合(全員早く集合)上野、浜松町経由で羽田空港第2ビル駅にむけ、出発。国際線旅客ターミナルへは第2ターミナルから循環無料バスで移動。集合時間午前11時5分前でも、手続きができた。 昼食は機内食が出るということで、出国手続きを済ませ、休憩後機内へ。大韓航空KE2708便定刻13:05発、15:20韓国金浦空港到着。旅行会社「CHESS TOURS」手配のバスにて16:00発添乗員 チェ(崔 孝心)さん、 ドライバー イ(李)さん、カメラマン キン(金)さんが4日間案内してくれる。これから410km9時過ぎにホテル着予定とか。車内で 韓国語の挨拶の練習 アンニョンハセヨ。ミネラルウォーター1本支給される。車内で、両替の話を聞く。10,000円=128,000ウォン(日本国内の銀行では 98,000ウォン)絶対有利!

食事の他は設備の水を飲むのはダメ!ミネラルウォーターを購入して(500ml1本 500ウォン=40円)飲むこと。現に大丈夫と言われていたホテルのポットの水でメンバーの1名ストッパーのお世話に。デリケートな方の名前は牛島康行さん。

途中のドライブインで、弁当(韓国風海苔巻き)が夕食。硬めで、中味は韓国風そのもの、ボリュームは多い。今回実質3日間のバス旅行全行程 1,200km。百済の話:都は「ソウル」⇒公州⇒扶余(泗沘)へ、31代。(この31代は 最終日のバスの中でのクイズが提案され、牛島さん 韓国マップ ゲット!!!)660年羅唐連合に百済は滅ぼされた。仏教は高句麗⇒百済⇒新羅と 伝わる。日本へも百済から伝わった。

今日の宿泊地 慶州は 奈良市と姉妹都市で、新羅の都。現在の人口 13~14万人 流山市より少ない。南山周辺に120寺あり、30代文武王が百済を滅ぼす。新羅はBC57年~AD935年の間 992年56代、高麗王朝に滅ぼされる。歴代の王は 幾分民主的に権力者の選挙で決めた。パク(朴)氏 12人、キン(金)氏38人、シク(昔)8人 合計58人で2名多い?要調査する。(うち女王3人)

バスは大邸広域市の入口で、車列が並ぶ(渋滞ほどでない)。もう少しで慶州市。ホテル着21:30今日宿泊するホテルは 慶州コーロンホテル 温泉施設付き。電話のかけ方、風呂場内のもの以外は有料等の連絡あり。今夜は遅いので部屋内のバスタブ使用。明日6時から温泉入浴可。部屋番号№710(塙・西川)、№711(真田・牛島・鈴木)明朝7:20バス出発との連絡事項あり。部屋のキーと温泉の入浴券各人1枚を 受領して 部屋へ。

②6/2(火)7:15 ホテル出発。 朝食はソルロンタン。 釜山食堂、お母さんが東京の府中に居たことがあり、日本語堪能、味も日本人向きにしてあり、美味しい!大きな蝿が飛んでいるのがご愛嬌!韓国では5~6月に修学旅行有り(高2・中2・小6)慶州近辺のトハウサン(吐含山)・ソフラン(石仏)等の国宝28を見学するとのこと。食後我々も石窟庵(世界遺産)へ、360コの御影石を使用した石仏(現在はガラス張りの中にあり、撮影禁止)。石仏3.8m、ジャダイ(蓮華台)1.8m 計5.6m。半跏趺坐、降魔触地印の印相。国宝№24.石窟庵から車で15分、仏国寺へ。国宝№25~27。751年亡くなった親のためにお寺を建てる。

韓国では除夜の鐘は0時になってから33回鐘をたたく(108ではない)。11:00仏国寺出発。三国窯(青磁)へ展示物全てドル建て。その後、古墳公園へ(ここは朴大統領が整備)。天馬塚に王冠のレプリカ有り(ソウルの国立博物館に本体は展示)。新羅式古墳のため、盗掘にあわなかった。(新羅式:地面に穴を掘らずにそのままお棺を置き、その上に川から小石を持ってきて、どんどん置き 小山を作る) 天馬塚にて40分散策後に出発。車中から単線の線路を3両編成で前後に気動車がついた編成の列車を右に見て進む、食事場所へ。

12:22 昼食は東洋会館にて「石焼ビビンバ」、ビール5本+チヂミ2人前。食後に同じ敷地内の「紫水晶店(多多)」へ、紫水晶のブレスレット等購入するメンバーがいた。13:25バス出発 海印寺へ向う。途中 睡眠をとる。1時間ほどして、チェさん:「ハイ!皆さん起きて下さい。既に1時間以上寝ていますヨ!これから海印寺の説明をします!」

海印寺には「高麗八万大蔵経」(高麗王朝)1,511種類のお経の木版があり、誤字脱字が無い最高峰のものがあります。この経典は世界遺産です。・・・・・・・・  駐車場着 15:11 マイクロバス組は21名(塙・西川・牛島)、徒歩組(真田・鈴木)に分かれる。 歩いていると 国鳥の「かささご」が 黒・白・紺 色の色彩鮮やかにいた。リスが巣に近づいているのか 鳥が騒わいでいる。森林浴を楽しみながら自然観察。

マイクロバス組は石碑に腰掛、徒歩組を待つ。ここは伽倻山国立公園内。16:40儒城温泉へ出発。 仮眠を取りながらバスは進む。夕飯は韓国式しゃぶしゃぶ。店名はソラバル。本日のホテルは儒城スパピア。ホテルレベルは高いが、NHKの衛星放送が係りを呼んでもかからない。部屋は 1302(塙・西川)、1306(真田・牛島・鈴木)、温泉は20:30まで入場可能で21:30まで、コンビニにお酒を買いに行って、楽しく語らい、快眠。

 

③6/3(水) モニングコールー6:10、ホテル出発7:10定刻に出発。朝食じゃクッペ(豆腐・卵) スープにご飯を入れて食べる。店名はゲリョン。さあ!元気に世界遺産「水原華城」へ向って、バス進行!途中から雨模様。華城=215年前、1,794~5年、朝鮮王国27代目の王が完成。ここは 21代目英先王<祖父>によって政争のため殺された父(荘献世子)の非業の死に心痛め、22代正祖王<孫>が墓を作り、その周りに宿泊用の城をを求めた。第2の都と呼ばれる。周囲5.74km40万坪、華山・川があるところに宮殿を持つ城で、1周3時間かかる所を 今日は50分。蒼龍門(東門)から入る。雨具が要らなかった。10:30出発。ソウル市内へ、片側六車線(両側12車線)広いが、反対車線は車が一杯。漢江の南、江南地区へ、車が多い韓国では、鉄道が少なく(ソウル市内は地下鉄が充実しているようです)、人口2~3人に1台とのこと。

先ずは免税店AK(インターコンチネンタルホテルの地下1階)に向う。メンバーの中で、沢山購入する人がいた。12:30出発。昼食は冷麺、店名は青海、麦酒(中瓶)3本+チヂミ2皿。途中 民芸店に寄る。ここでも お面を購入する人、海苔を購入する人がいた。民芸店を2:00出発。世界遺産「昌徳宮(チャンドックンチ)」に行く。ここは李朝3代国王太宗が1405年に建てた宮殿。今日は楽善齋(梨本宮方子の過ごした所)は曜日が異なり、見学できず。最近では「チャングムの誓い」で有名な所。2:30に日本語の観光案内を予約してある。ローカルガイドの決まり。ここでも 国鳥カチ(かささぎ)が多く、木々にとまり、また飛んでいた。(この近くに 昌慶宮というのがあるが、今回は行かない。ここは秀吉の文禄の役のときに破壊されている。

慶州~ソウルの所まで、文禄の役の悪さが文化財に影響している。次いで、宗廟へ(地図では隣り、しかしバスでは一周)。李氏朝鮮歴代国王とその皇后を祭る。今日までで、韓国内の世界遺産数8カ所中 6カ所見学完了。行かなかった所は慶州(キョンジュ)歴史地域と済州(ジェジュ)火山島と溶岩洞窟の2ケ所。興味のある方は 個人的にどうぞ!(済州島と慶州で近いですから)

仁寺洞(骨董通り、アンティークらしく作っている現在の工芸品を売っている。)ここでの滞在時間は15:12~15:40. 時間が少ない人が多かった。夕食はプルコギ、店名は金剛山。ここから、オプションオツアー、ナンタ(乱打)ショー案内役は チェスツアーのユーウンジョウン(劉 恩 禎)、若くて愛嬌のある人でした。

 

<ソウル・ナンタショー劉さんを囲んで>

NANTAは 包丁などの道具を持ち、まな板を打楽器にように使い、リズミカルに奏で、コミカルに進めていく5人組。女性1名が ピリッとした薬味。見た価値がありました。今夜のホテルはヨンドンホテル(最寄り駅は地下鉄新沙)、スタンダードレベル。部屋は 618(塙・西川)、617(真田・牛島・鈴木) NHK衛星放送は#38CH。

④6/4(木) モーニングコール7:00、8:00ホテル出発。  市内のレストランで 韓国式朝定食、店名は韓一会館。椅子座席の後がギトギトに汚いのは一考の店だった。ソウルの街中は警官多く、大統領府近くはより多い。粛靖門(北大門)は大統領府に近く、北朝鮮と接している国という実感が強い。この門は1968年当時の朴大統領のときに 北朝鮮から33人が侵入し、軍事上閉鎖。その後2006年に再開され、今は見ることができる。軍隊・警官は 国民徴兵制。若い警官は携帯電話など勤務中に見るなど少しタルミがあるが、軍関係はピリッとしていた。写真の角度によってはフィルム没収もある(実感した。没収後幸いにも返却された)。丘の頂まで歩く。ソウル城郭「北岳山」、これより北には北漢山があるそうです。前線基地近いという感じでした。隣の高級喫茶「三清閣」でお茶。ここでは結婚式も開催するとのこと。漢方茶3、なつめ茶1、いちご茶1を我々は依頼。ここで、11:00~11:40 休憩。

<三清閣にて崔さんを囲んで>

昼食は12:00 純豆腐チゲ、店名は南海。海鮮チジミ2万ウォン<1,600円>と麦酒5.5千ウォン(440円)を5本依頼する。チジミは高いが美味しかった。食後に、キムチ屋の阿里娘伝統観光食品という店に寄り、再度購入する人あり。2:00出発。この車中で、百済王は何代まで続いたか?クイズ牛島さんゲット。賞品は走行行程が図示されたMAP。娘さんが直ぐ韓国に出かけるので良い土産が出来たと本人独り言。早目に空港に着き、入国手続き開始。チェさんとお別れ。餞別を渡す。ソウル16:40発 KE2709便 出発少し遅れる。 羽田空港到着予定18:45これより早く羽田へ、近い!!!空港にて自然解散。我々は19:25第2ターミナル発の柏駅西口行き(⑬番)のバスに乗り、家路に向う。ありがとうございました。

<韓国一口メモ>

①朝鮮半島の面積は 約22万㎡(日本の本州から 青森県を除外した面積)、韓国の面積は約10万㎡で、日本の面積の1/4にあたる。 韓国の人口は 4,900万人、そのうちの 1/4がソウルに集中している。

②今回のバス中の最初の交換レートは 1万円=128,000ウォンでした。

鈴木 一嘉 (1965年 商学部卒)