10月24日(木)曇り空の下、江戸川沿いを金町から柴又まで散策しました。総勢8名が金町駅に降り立ちました、江戸川散策なら当然の事として寅さんの歩いた道を行くべきと思い寅さん映画をたよりに散策しました。
先ずは金町駅からすぐ土手を上り金町浄水場の取水塔を目指して歩き始めました、寅さん映画ですっかりおなじみの風景ですが台風19号の影響で増水しており、いまだに野球場や対岸のゴルフ場は一部泥を被ったままです
冬場江戸川から天気次第では富士山が見える時もあります、特に11月と1月の夕方で2~3日しかありませんがこんな富士山が見える時もあります。太陽が富士山の頂上に沈む日でダイヤモンド富士と呼ばれています。
しばらくすると左手に矢切の渡しが見えました、今回は乗船の予定はありませんでしたが、川が増水していて危険なのか営業はしていませんでした。多分天気がよければこんな風景なんでしょう。
ここで土手を下り一つ目の目的地の『山本亭』に向かいました、山本亭は瓦工場の跡地にカメラ部品を製造していた山本栄之助氏が台頭区から居を移したものです。個人の家としては大変広く、内部は和風ですが一部モダンな部屋もあり立派な庭があり別に茶室もありました。
ゆっくりと見学した後は帝釈天に向かいました、今回のコースはあえて王道の寅さん記念館を外し知られていない柴又を発見する事が目的なので、お参りの後は次の目的地「彫刻ミュージアム」を見学です。以外と知られていませんがここには大変立派な彫刻があり200円で見学できてしまうのです。
その後は参道をぶらぶらしながらお土産探しです、漬物や煎餅、寅さんグッズもありますがなんと言っても外せないのは草餅でしょう。しかし私のおすすめ一捻りして境内で販売されている御守りです。ここには球技に関する御守り(野球、ラブビー、サッカー、テニス等)があり錦織圭選手も参詣の帰りにお土産で買っていったそうです。
柴又の駅前には寅さんの像に向かいあうように、2017年3月に完成した『見送るさくらの像』が建っているのです。さくらが如何にも普段着といった感じであり、一同さくらのハイソックスとサンダルに懐かしい昭和の思いがしました。(そう昔はこんなソックス履いてたね!
さくら、「お兄ちゃん、もう寂しくないよ。私がいるからね。いつ帰ってくるの、今度?」 寅さん、「人は旅にでる、ただいまを言う為に」
ここ柴又駅からは京成に乗車し金町までもどり帰宅しました。
今回は今にも降りだしそうな天気でした。そこで急ぎ足で散策し休憩タイムとらずを取らなかった結果早く帰宅できしましたが、次回はもっとゆったり途中お茶でも飲みながら散策したいと思います。
しかし考えてみるとも、このくらいの距離の散策が丁度(7500歩、3時間)いいのかもしれません。
散策会世話役 笠井敏晴