駅シネマ同好会

駅シネマ同好会で『お父さん、チビがいなくなりました』を観ました

2019年 05月 23日
駅シネマ同好会で『お父さん、チビがいなくなりました』を観ました



嶋沢伶衣子(1981年文学部卒)
*令和元年5月12日(日)、駅シネマ同好会第50回映画鑑賞会で『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』を観ました。

今回は、向かって左より、菅原美代子さん・嶋沢・鈴木一嘉さん・古澤さん・勝山徳三郎さん&勝山千代子さんの6名が参加しました。映画を観た後、庄屋・流山おおたかの森店で「夕食会」を開きました。皆さま、ありがとうございました(^^♪


*原作 漫画家・西 炯子(にしけいこ)
*監督 小林聖太郎
*キャスト
倍賞千恵子~武井有喜子役
藤竜也~武井勝役
小市慢太郎~長男・武井雅紀役
西田尚美~長女・武井祥子役
市川実日子~次女・武井菜穂子役
佐藤流司~ペット探偵役、劇中韓国ドラマのヨンギ役
4歳の猫「りんご」~13歳の猫「チビ」役
小林旦弥~将棋道場に通う山崎役
濱田和馬~若き日の武井勝役
優希美青~若き日の有喜子役
吉川友~若き日の志津子役
星由里子~志津子役(2018年永眠、本作が遺作となりました…)

♣『お父さん、チビがいなくなりました』あらすじ

舞台は東京都 昭島市。3人の子供を育て上げた熟年夫婦の勝と有喜子は、愛猫チビと一緒に暮らしていた。平穏そうな暮らしの中で有喜子はある不安を抱き、次女の菜穂子に「お父さんと別れようと思う」と打ち明けた。 そんな折、猫のチビが姿を消してしまった!二人は離婚の危機を乗り超えられるのか…!?

♣『お父さん、チビがいなくなりました』感想(ネタバレ含む)

~ ベタな展開で 突っ込み所もありましたが、家族や夫婦の絆について考えさせられる良い作品でした。歳を重ねた夫婦のロマンス映画は少ないので、観てよかったです。
~ 令和の前の前・昭和の武井勝は、”絶滅危惧種”と言えるレベルの「亭主関白」で、有喜子は、勝の靴下まで脱いであげる程尽しました。夫が足を出す⇒妻が靴下を脱ぐ、このタイミングも絶妙で、長年連れ添った夫婦の阿吽の呼吸が感じられました。
~ところが、チビが姿を消してからすれ違いや衝突が目立ち、離婚の危機に陥りました。この先二人はどうなってしまうのか?とハラハラしましたが…、最終的に、夫婦で改めて向き合い、愛を告白しあいました!! 私は恥ずかしくなって 二人を直視できませんでしたが、「想いを伝える」事の大切さがよく分かりました。
~昭和40年代、渋谷駅のミルクスタンドで7時25分に出逢い恋に落ちた二人。”運命の赤い糸”で結ばれている二人だからこそ、もつれた糸を巻き直せたのだと思いました。
~高齢化が進み、熟年夫婦が増えてきた様に思います。勝と有喜子の様に、夫婦で寄り添い支え合って生きていきたいですね! (^^)(^^)

♣『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』公式サイトはコチラ↓
http://chibi-movie.com/

💛これからも皆さまと一緒に映画を観て 理解を深めたり雑談を楽しみたいので、どうぞ宜しくお願いします。初参加の方も大歓迎ですので、お気軽にお問合せ下さい。<(__)>

駅シネマ同好会:嶋沢伶衣子(しまざわれいこ)
Tel:080-1123-8222
E-mail:cosmo_reiko_0915@yahoo.co.jp

( 完 )