駅シネマ同好会

駅シネマ同好会で『ロープ/ 戦場の生命線』を観ました

*2月11日、駅シネマ同好会の第44回映画鑑賞会で『 ロープ戦場の生命線 』を観ました。

今回は、↑写真後列右より内木、川口、河合、青山清治、髙橋孝志、松井、小沼、

前列右寄り 菅原、嶋沢、上谷、工藤(敬称略)の11名が参加しました。皆さま、ありがとうございました (^^

 

 

 

『ロープ戦場の生命線』

製作国:スペイン

原作:『Dejarselloverby Paula Farias

監督&脚本:フェルナンド・レオン・デ・アラノア

キャスト:

ベニチオ・デル・トロ~マンブルゥ(「国境なき水と衛生管理団」リーダー)

ティム・ロビンス~ビー(同団のサブリーダー)

メラニー・ティエリー~ソフィー(同団の新人)

オルガ・キュリレンコ~カティヤ(本部から派遣されたマンブルゥの元彼女)

フェジャ・ストゥカン~ダミール(現地通訳者)

セルジ・ロペス~ゴヨ(二コラの祖父)

エルダー・レジドヴィッグ~二コラ君

 

 『ロープ戦場の生命線』あらすじ(触りだけ)

1995年、コソボ紛争地域。山岳のある村で、住民が生活用水を汲んでいる井戸に、死体が投げ込まれた。国際NGO「国境なき水と衛生管理団」のマンブルゥらは、死体をロープで引き上げようとしたが、途中でロープが切れてしまった。井戸浄化のタイムリミットは24時間。代りのロープを求めて、一行は、地雷が埋まった武装解除されていない危険地帯へ踏み込んでいった…!(以下略)

 

 

 

 映画の感想 (Spoiler Alert!!)

『ロープ戦場の生命線』を観る前は、多民族 多宗教 多言語社会の問題を真正面から扱った重い作品だろう、と私は思っていました。そして、バベルの塔を思い浮かべたり混沌としたシーンや殺戮シーンを想像して、心の準備をしておきました。

… 実際の映画は、ウィットに富んだ会話やユーモアに溢れていて、ゆったりと鑑賞できました。戦闘描写がない分逆にリアリティが感じられて、戦争の不条理や 死と隣り合わせの日常が しっかりと伝わってきました。エンディング曲” Where have all the flowers gone ?”を聴きながら、余韻に浸りました…。

 

シアターを出た後 近くのレストランへ寄って、映画の感想や雑談をして盛り上がりました(^^♪ これからも皆さんと映画を観て 新たな発見や解釈を共有したいので、どうぞよろしくお願いします。初参加の方も大歓迎ですので、お気軽にお問合せ下さい。

 

駅シネマ同好会:嶋沢伶衣子(しまざわ れいこ)

( 完 )