4月28日(金)新橋で下車し散策スタート、この日の参加者は6名でした。まず向かったのは汐留川にかかっていた新橋の欄干です。場所は左側にみえるドン・キホーテがヒントです。
さて新橋から銀座に向かいます、銀座7丁目に1951年~ 1990年まであった「銀巴里」、長谷川きよし等々名立たる歌手を輩出したシャンソン喫茶でこの写真はその跡地にある記念碑です。
私にとっての銀巴里は、このレコード(1963年のライブ)弟から時々借りました。弟が大のジャズ好きでこのレコードをよく聴いていたのを思いだします。
次は岡田かめや、NHK「ドキュメント72hours」で紹介されたおつまみ販売店です、放送では銀座の超高級クラブから親の為に遠くからはるばる買いに来た人まで幅広い買い物客が紹介されていました。色々なおつまみが沢山あるので我々も店内をのぞいてみました、私は売れ行きNO1の「ドライみかん」をお土産で買って帰りましたが甘すぎず大好評でした。
ルパン、知る人ぞ知る知らない人は知らない有名なバーです。昔、銀座や新橋辺りには出版社が多くあり必然的に文士のたまり場ができ、特にルパンはを宰治が気に入っていたそうです。お酒を飲まない太宰治ファンも日本全国から訪ねてきます、写真嫌いの太宰がくつろいでいる有名なワンショットがこれ。開店前なんで看板だけ撮影して次の所まで散策を続けました。
銀座発祥の碑がこれ、江戸時代に此処に幕府の銀貨を鋳造する役所「銀座」があったそうです、ちなみに「金座」は日本銀行本店に近くにあったそうです。
明治時代銀座に火事があり、その後通りにはレンガ作りの建物が多くなり、街灯もガスになり街自体が明るくなり大変身しました。現在はガス灯ではありませんが明治時代風の街灯がならぶ、2丁目にある通称ガス灯通りです。
銀座1丁目の交番のとなりには京橋の欄干が残っています、江戸はそれこそ川の町でしたので多くの橋がありました、考えてみれば最初に訪ねた新橋だって汐留川に掛かっていた橋の名前ですよ。
最後はガラリと変わってUNIQLOの新型店、日本にはまだ一店しかなくそれもマロニエゲート銀座2にあると言うので、遠回りして有楽町駅から帰ることにして寄り道をしました。今回は新旧銀座をめぐる散策となりました。
おまけは有楽町駅にある南町奉行所の礎石です。
2023.4.28 散策会 世話人 笠井敏晴 (1972年 卒 名都借在住)