散策会

(100)通算100回目は戸越銀座を散策

散策会の記録を調べてみますと雨天中止やコロナ禍で単独紀行になったものを含めますと今回(5月20日4名で散策)の散策は100回目にもなります(第1回は2003.4.6に13名で地元流山の近藤勇陣屋跡を散策)。スタートで下車したのは東急大井町線戸越公園駅です、ここにはちょっとご紹介したい公園が二つあるのです、それは「戸越公園」と「文庫の森」です

戸越公園は昭和10年に肥後国(現在の熊本県)藩主細川家の下屋敷の庭園跡に造られた公園です、いかにも大名屋敷庭園らしい雰囲気が残っており立派な回遊式庭園です、細川家の名残として立派な冠木門と表門がありました。

文庫の森は同じく細川家の跡地にあり1918年に三井家編集室が日本橋からこの地に移転し、三井文庫が発足。事務棟と書庫2棟が建てられましたが、現在は第二書庫のみが公園内に保存されています。第二書庫は空気層を挟む二重の鉄筋コンクリ―トでできていて如何なる事態でも書籍を守る事が可能な現存する最古の建物だそうです、以前は国文学関係にお書籍が収蔵されていたそうですが、現在書庫はカラで見学もできないようです。

公園散策が終われば次は商店街を散策です、歩く事10分で商店街にでました。戸越銀座は関東最大約2000メートルの長さに400店舗を誇る商店街です。ここからは食べ歩き散策を楽しみます。

先ずはハリマヤの大辛カレーパン1個150円で、食べてみましたがピリ辛で美味しかった。看板に『江戸越への街』と書いてありますがこれが戸越の名前の由来なんです。

今話題の米粉専門のパン屋さん(米粉100%と20%両方のパンを販売)がありました、米粉100%ドーナツ(230円)を食べましたが弾力がありしっとりもっちりとした食感でした。

 

百番の餃子、自分でも作るくらい餃子愛の私としてはお土産でチョイス、5個で310円でした。

 

あの有名な、中津唐揚げ渓です。さばコロッケは食べそこねました。

フレッシュミート&デリカ中村忠商店では土産にメンチカツ2枚で340円でした。

おめで鯛焼き本舗、甘党のお土産には鯛焼きがピッタリ、辛党にはお好み焼き鯛焼きがお勧めです。

各店舗の写真は我々稲門会4名以外の人物がなるべく映らないタイミングで撮影しましたが、実際コロナ禍の平日であり人出はまばらでした。商店街の店主さんも土日でも売り上げが激減していると嘆いていました。

帰宅は東急池上線の戸越銀座駅から、お土産いっぱい(夕食や酒のつまみも)で帰宅となりました。

次回は藤沢周平の世界を訪ねて江戸文学散歩の予定です、お楽しみに。

笠井敏晴 散策会世話役(1972年卒 名都借在住)