右側にはホテル,左側には、水族園のドームが見え、明るく開放的な雰囲気にワクワクする。 周りの緑と広々とした空間に目を奪われて歩いていると、すぐ左側に目指す目的地のひとつ、鳥類園の標識が目に入る。本通りより少し道幅は狭くなり、緑の木々に囲まれて、歩を進める。しばし歩いたところで、左側にさらに道が狭くなり、木々が うっそ うと茂るところを通ると、その先に観察小屋があった。しかしそこでは、鳥の姿は見ることがで きなかった。榎本さんの話によると、今の時期 は鳥の移動の端境期で、見られる種類が一番少ないのだそうだ。 更に歩を進めると、同じような観察小屋がいくつか現われる。そのうちのひとつでは、カイツブリが1羽、きれいな声で鳴いていて、木の上に止まっているのが見られたりオオサギコサギが悠々と歩いている姿が見られたりした。その都度榎本さんの解説があって、鳥の観察を興味深く楽しむことができた
歩いて30分後、東京湾が眼前に広がり、ディズニーランドの建物や、ホテル群 なども見え、すばらしい眺望と海の広々とした風景に歩を進めると道はいつのまにか土の道となって、アメリカデイゴの赤い花が咲いているのが印象的だった。50分ぐらい歩いたところで、ベ ンチに腰をおろし,塙さん差し入れのチ ョコレー トを戴きながらしば し休息。
休息後も観察地点を見て歩いていると、次の見学場所の水族園の最終入園時刻が迫っているのに気づく。 そこで急ぎ足で目的地まで向かう。今まで涼しかった散策が汗ばむ散策となったが、焼く10分程度、良い運動となった。ギリギリで入園時間に間に合い、水族園の見学となる。館内に入る前に海が見られ、滝や噴水の昆虫などで,夏の時期にふさわ しく、涼感があふれていた。水族園は3階から下へ降りていく造りで、入ったところには、大きな水槽があり、餃や鰯が悠々と泳いでいた。一瞬水の中に皆さん思いに 1時間ほど見学する。島類園、水族園公園を後に し,次の懇親会会場である新松戸の居酒屋へ向かう。全員出席で ひとつのテー ブル に座りきれず、2組に分かれて1時間ほど談笑した。
今回の世話人の漆野さん、参加された皆さん、楽しいひとときをありがうございました。
森 光孝 （1963年 法学部卒）
