2012年12月1日（土）午後2時30分より、「ホテルニューオータニ幕張」にて『2012年千葉県稲門祭』が開催されました。大学・校友会からの7名のご来賓を含め、522名の参加者となり、盛大な県稲門祭となりました。永年の間、千葉県支部では“500人規模の県稲門祭の開催”が念願でありましたが、多くの校友の皆様のご理解とご協力により、その念願を達成することができました。
第一部は「講演会」で、作家の青木新門氏（校友、『納棺夫日記』の著者）に、『いのちのバトンタッチ…映画「おくりびと」によせて…』という演題で講演していただきました。氏の波乱に満ちた人生、アカデミー賞受賞映画「おくりびと」の映画化の経緯とエピソード、人の“死”に対する洞察 等、熱のこもった講演に、多くの人が感銘を受けました。
講演後は、「久しぶりに胸に訴えてくるものを感じた講演であった。」と評価する声が多くありました。
第二部は「総長懇談会」で、千葉滋胤支部長、福田秋秀校友会代表幹事の挨拶に続き、
鎌田薫総長から『WASEDA Vision 150』について、詳細にお話しいただきました。
創立150周年を目指して、“グローバルに活躍する人材”を生み出していくための諸施策は、“日本の早稲田大学”から“世界の早稲田大学”に変わっていく具体的な道筋を示していました。最後に、校友からのいくつかの質問に対して、丁寧にお答えいただきました。
第三部は「演奏会」と「懇親会」で、大変リラックスした雰囲気の中で、ご来賓と参加者との間、あるいは他稲門会校友も含めた校友間の交流が活発に行われました。
演奏会」では『デキシーランドスイートハーツ』（早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブOBバンド）の演奏によるデキシーランドジャズを楽しむ事が出来ました。
「懇親会」では、野田佳彦内閣総理大臣（船橋稲門会会員）の代理で参加された令夫人：野田仁実さんの紹
介と挨拶もあり、ひときわ盛り上がりました。
また、恒例の「福引抽選会」では、当選本数を大幅に増やして7人に1人は当たるようにしたため、多くの人が上位賞の腕時計やホテル宿泊券、ホテル食事券を含め、様々な賞品を手にすることができました。
終宴の午後7時半過ぎには、大学応援部のリードにより「校歌」を斉唱し、余韻の残る中の散会となりました。
写真：伊藤延広（茂原長生）
平山浩一（千葉）
