わが街流山

「我が街流山」No.6  流鉄流山線 (オムライストレイン)

最近あることから流鉄が脚光を浴びています、それはオムライストレインです。

流鉄は赤(あかぎ号)、黄(なの花号)、黄緑(若葉号)、ピンク(さくら号)、オレンジ(流星号)の5色の編成(西武鉄道所沢工場では流鉄の注文に応じて車両を流鉄向けに改装してます、流鉄は西武鉄道新秋津とJR武蔵野線の馬橋支線経由で線路上で接続されてますので、改装後そのまま線路上を移動し納品されます)ですが2021年後半に黄色い車両の故障でやむなく赤い車両と黄色い車両で編成を変えてコッソリと走っていました。

しかし世の中何が起こるか分からないもので、女子高生を中心にいつのころからかオムレツの黄色とケチャップとケチャップライスの赤みたいで「可愛い!」との声が上がり始めました。そして今ではオムライストレインの車両マークまでつけて走っています、地元ではこれを機会にオムライスを名物料理にしようとの話しまででています。

流鉄は常磐線(当初は常磐炭鉱の石炭輸送が主体)の開通により首都圏への物流輸送の重要性がわかり、流山でも主産業である味醂や醬油を首都圏に輸送する手段として1916年(大正5年)に開通しました。流鉄の始発駅はJR常磐線馬橋駅(近くに馬の鞍の形をした橋があったとか?)ですが改札で都心に住む人はカルチャーショックを受けます、なんとスイカが使えません。自動券売機以外でも駅員さんが窓口で切符を販売していますが渡されるのは硬券(記念切符などにある厚い紙の切符)なんです、鉄道ファンならもう涙もんです。

走りだしてすぐ最長区間の3分で幸谷駅(駅名は地名から来てます)に停車しますがマンションビルの一階が駅なんです、続いて小金城跡駅(駅名は遥か昔この地に簡素な出城があったから)に停車します。

次は鰭ヶ崎駅(この地に龍が背鰭の一部を残していった民話があります)に停車しますがこの駅から3分の所にシャーラという美味しいイタリア料理店(アド街ック天国にて紹介される)があります。シャーラのホームページは以下のとおりです。

柏、流山のイタリアン Osteria Sara(オステリア シャーラ) (osteria-sara.com)

鰭ヶ崎を出発してその先でつくばエクスプレスと交差し、次は平和台駅(昔は赤城台といいましたがデベロッパーが開発の為名称変更)に停車します、新選組陣屋跡に行くならここで下車が便利です。

そして関東の駅100選にも選ばれた終点流山駅(駅のベンチに地元の人が手作りしてくれた小さい座布団があります)に到着します。

駅近くの流山駅本町は江戸後期から明治時代の流山が水運でもっとも栄えてた時代の雰囲気が残っています、夕方になれば行灯回廊がいい雰囲気を醸し出しています。

1日乗り放題切符が500円でありますので、皆さん是非一度全長5.7キロの「小さな旅」に来てください。帰りがけは馬橋でおりて、健康祈願の為近くにある中気よけ(全国唯一だそうです)に御利益のある「法王山萬満寺」に参詣する事を忘れないでください。お土産はこれまた近くの「二葉屋馬橋店」の仁王どら焼き(1個180円)です。

202.2.19 笠井敏晴 (1972年卒業 名都借在住)