わが街流山

「わが街流山」No.5 幸福を呼ぶ『ビリケン像』

利根川と江戸川を結ぶ全長8.5kmの利根運河の河畔に立てられているビリケン像について紹介いたします。
ビリケンは米国の女流作家フローレンス・プリッツが、1908年頃夢に見た目がつり上がり頭が尖った子供の神様のことです。更にその顔が米27代大統領ウィリアム・ハワード・タフトに似ており、同大統領の愛称ビリーからビリケンと呼ばれるようになったと言われています。
日本には明治42年(1909年)頃伝わったと言われ、大正元年(1912年)に大阪の通天閣に設置され幸せを呼ぶ神様として人々に親しまれてきました。翌大正2年(1913年)に利根運河株式会社の支配人であった森田繁男氏により、運河の発展と観光のため運河橋の脇に立てられました。
「ビリケンの前に突き出した足の裏をなでると幸せになれる。」と言われています。
しかし、残念ながら時を経た平成30年(2018年)に何者かによって壊され、像の前に設置されていた賽銭箱まで盗まれました。現在は錫製の銀色のビリケンが2代目として鎮座しています。なお、壊された初代ビリケン像は、その後修復されて流山市立博物館に展示されています。

   
     現在のビリケン像(運河駅から徒歩5分、運河橋を渡ってすぐ左側)

高橋則行(4区所属、1969年教育卒、NPO法人流山史跡ガイドの会理事)